――――……


アメリカの大学なんて
どっちでもよかった。

先生があんっまりにも薦めるから。

留学ついでに行ったろ思った。



俺の席の前。

綺麗な金色の髪が輝いてた。


目指せ友だち100人!!


俺はトントン、肩を叩いた。



「ハ、ハロゥ?」



微妙な発音に振り返った男。

かなりの美形だった。

瞳は青く、透き通っている。


その目でじっと見つめ――