そんなこと

一言も言ってくれなかった。


カップと一緒に

あたしの心も割れた気がしたのに。



「ライトのこと、1番分かってるやん」



そうだ――


あたしがライトを

理解できないハズないよ


ずっと

ずっと

傍にいたんだ――



「駄目だなぁ、あたし」