「…眠れなくて。」




「じゃ、俺と同じか。」




「・・・・。」





「・・・・。」




無言が続く・・・・




何か聞かないと。





「ねぇ、名前は?」




「溝端 雅人(ミゾバタ マサト)」





「みぞばた…まさと…くん?」





「うん。ちなみに榊原総合3年。」





「同い年だったんだ?」





「見えなかった?」




「本屋ではね。図書館の時は制服来てたから。」




「ふーん」