「ちょっと待って―!!」

『えっ』

2人の声が重なった。




気づけばすずと涼介くんが走ってきた。

なんであの2人が一緒に?

不思議そうな顔してると…

「あっ、俺らね!帰りに偶然会って帰ろうとしたらお前らがいたから一緒にいるってわけ」

あぁ~、そういうことね。

「って、みくはなんで五十嵐くんと?」

ニヤニヤしながら言ってくる。

勘違いしてない?


「いやーあの、これにはわけがあって…」


「まあ、4人で今から遊ぼう!!」

はぁーっ!?


勝手に決めんなー!

「賛成ーっ!」

ええー、すずーぅ…。




あ、でもすずチャンスだね…!

「賛成ー」