「…り……ない」 「え?」 小さすぎる声にあまりよく聞こえなかった すると美那は 「帰りたくないの……!!」 真っ赤な顔をしながらそう言った あぁ、そんなこと言われたら帰したくないじゃん… すぐに隣に座る彼女の手をひいて俺の腕のなかにおさめる 「その言葉に責任もってね、美那ちゃん。 朝まで離してやらね-から」 ───end