「日和ちゃんが好きなくせに、今度は内田さん? これ以上あたしを振り回さないでよ! もう… 全部やめる! これ以上、純平の側にはいられないからっ!」

力を振り絞って、純平に掴まれている腕を振りほどく。

全部終わりにするんだ。

ずっと近くにいたから、あたしは純平のこと忘れられなかったんだ。

だから決めたの。


もう、やめる…

だから、バイバイ…