「秀君てさ、日柚のこと好きなんでしょ? よかったの? あんなことして…」

「いいんだ。あの人には笑ってて欲しいからね」

「….そっか」

「あれ? 泣いてんの?」

日柚の親友の玲?だっけ?

なんでこの子泣いちゃってんの?

「だって… ずっとあの子達のこと見てきたから… なんだろう、親心ってやつ?」

「なにそれ」