「別にいいよ。やってみな?ただし…」

力は加減したけど、内田を壁に押し付ける。

「それ以上、あの2人になんかしたら… 僕こそあんたに何するかわかんないよ?」

そのままへたり込む内田を置いて走り出す。

今頃2人は仲直りしてるだろうか?

「素直じゃない2人だから、無理かもね」

なんて。

僕らしくないことを言わせる2人はすごいと思うよ。

ふっと笑みを浮かべながら、その場を後にした。