「。。。尚兎くん
 本当にごめんなさい。
 だって
 みんなが。。。」

「。。。うん」

「もー
 まじでごめんなさい。
 部活終わってからも
 待たせてしまったし。。。」

「。。。うん。」

「保育所から一緒ってことは
 自分家の近所?
 それとも遠い?」

「。。。過ぎた」

「ええええええっ
 なんでっすか?」

「。。。」

尚兎くんは
それから
一言も話さず
私の家まで
送ってくれた。