
- 作品番号
- 71814
- 最終更新
- 2008/03/05
- 総文字数
- 4,786
- ページ数
- 21ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,664
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
絵本・童話5位(2008/03/12)
どこかの街の
小さな通りに
寂しい工房がありました。
この作品のレビュー
春・夏・秋・冬 日本の風情ある四季が[彼女]によって運ばれる。 それにようやく気づいた時……。 あなたにも、そよ風に揺れる鈴の音がきっと聞こえるはず。
春・夏・秋・冬
日本の風情ある四季が[彼女]によって運ばれる。
それにようやく気づいた時……。
あなたにも、そよ風に揺れる鈴の音がきっと聞こえるはず。
その日、黒猫は白猫を捕まえました。
白猫が最近、連続でとある人間のところへ足を運んでいるのを耳にしたからです。
隣のペルシャは「ご主人さまができたんじゃない?」と笑み、路地の三毛は「うんめぇご飯もらえんじゃねぇの?」とよだれを垂らしていました。
が、黒猫は、白猫がそんなことで人間のところ通っているのではないと、知っていました。
「今日もあの人間のとこへ行くのかい?」
白猫は、どこかさみしげにうなずくだけで、はっきりとは答えませんでした。
その口には、赤い木の実が。
黒猫は白猫が、どうしてそんなにあの人間に尽くすのか、わかりませんでした。
どうしてそんなにやつれながら、人間のもとへいくのか。
ふと黒猫は、自分も白猫に優しくしてもらったのを思い出しました。
白猫を見送りながら、黒猫はなきました。
「君は優しすぎるよ」
ほら、 外を見てごらん 季節が変わったんだよ 春だよ 夏だよ 秋だよ そして、冬だよ きれいだよ 楽しいよ 聞こえるよ 美味しいよ ねぇ、 遊ぼうよ 鈴の音が、全てを思い起こさせます。 何気なく、 読んでみて下さい。 それだけです。
ほら、
外を見てごらん
季節が変わったんだよ
春だよ
夏だよ
秋だよ
そして、冬だよ
きれいだよ
楽しいよ
聞こえるよ
美味しいよ
ねぇ、
遊ぼうよ
鈴の音が、全てを思い起こさせます。
何気なく、
読んでみて下さい。
それだけです。
この作品の感想ノート
春夏秋冬を、感じられることが幸せなんだなって改めて思いました。
誰でも、愛されることで愛することを知って、色々なことが見えるようになるんでしょうね^^とてもいいお話でした。
AJICOさん
ありがとうございます。
水に浮かべた桜なんですが、飲んでみるとあんまり美味しくありませんでした。ニオイは甘く、私は何を言ってるんでしょうね。
知らなかった僕の顔、を読むかぎり、AJICOさんは猫を見つけているような気がしました。
行愛さん
ありがとうございます。
私は教わることだらけです。でも、誰からも教えてもらえなくなって、はじめてそれに気づくんだと思います。
あまのじゃく~の一人称表現が何とも巧者。臨場感あります。
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