もう逃げる事もできなくなったあたしは、大人しく奴の言うことを聞くことにした。

にしても、どうして私なんかに構うんだろう?

へいへいぼんぼんな存在だし、顔だってぱっとしない。

奴のまわりにいる子たちのほうが、ずっときらきらしてて眩しいよ。

少しくらい、わけてもらいたい。

あっ
そうか。

毎日眩しすぎて、目の休みをとるためか。

にしても、ひどいなぁ

まあ、別にどーでもいいんだけどね。