どんな子かもわからないのに
中に入れてしまった。



ただ、彼女はあたしのことを
知っているみたい…





『陸?お客さん?』



『うーん…たぶん』


この子は一体誰で、なんの
ために、こんな体でここへ
来たのだろう…



『たぶんって、あんた。知ら
ないの入れたの?』



うん…




なんとなく…




光星の顔が浮かんだ。