後ろを振り向くと



光星が翔太の拳を止めていた



『あーマジしつけーやつ!
目覚めちまった』


明らかに不機嫌な光星。



『お前、陸の新しい男?』

翔太は強がってたけど
声震えてた。




『だとしても、お前に関係
なくねー?マジ邪魔。
お前もう二度と陸に近寄ん
じゃねーぞ!』



光星のドスのきいた低い声。







この雰囲気は…マズい!




『もうやめて!翔太お願い!
もう来ないで。あなたとは
終わったの。もう痛い思い
もしたくない!だから…
帰って!』


無理やり翔太を追い出し
ドアを閉めた。