「ごめん、さっきいってた好きな子って祈。一目惚れで、二年で同じクラスなって話して今日一緒におって…もっと好きになった。」


『えっと、その…』


「わかってる、急やし。早く返事欲しいとか思ってないから…やから意識して?俺のこと。」


『は、はい。』


「じゃあ、家までは送られへんけど…ここでごめんな?バイバイ!」


『あ、うん!バイバイ!』



それだけ言うと瑛斗君は走っていった。
いつもの笑顔に少し赤くなった耳。



えっと、さっきのって…



告白…?



だよね?



『っ!!!』




意識したら顔に熱が集まった。
熱いー恥ずかしい。