俺に似ず、可愛い。
『あいつが可愛いのは分かってる。生まれたときから隣にいたんだから…だからか。周りの女はみんなブスにしか見えねー。』
「おぉ、おぉ。学校のアイドル堀井君がそんなこと言ってたら女子はショックで倒れてまうで?」
『関係ねぇ~』
「あ、そういえば。この前お前にそっくりな女見つけた。」
『俺にそっくり?なら美人かもな。』
「うざ。」
俺にそっくりな女がいたって関係ない。
他人だから…そっくりな他人より似てない身内しか興味がないなんて…
俺は、そろそろ本当にヤバいみたいだ。
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