「俺と麗が会ったのは…半年前。二人とも似てることに驚いた。」


『…そんなに前から?』


「うん。そこでな、お互いの素性を話したら二人とも双子であることに驚いたし、誕生日も同じ。そこで思ってん。」

「俺らが双子じゃね?って。」


『…』



頭がいいってすごい。
私と信君はそんなこと思いも…



しなかったのは私だけ?



「やけど、それだけで俺らが双子って定理づけるのは弱いで?俺もその考えはよぎったけど。根拠や証拠がない。」



「うん、それは思った。やから私は母子手帳を探してん。そしたら…」


「生まれた病院が同じだったんだよ。」




えー?