駅について…信君を探す。
『あ、信君!!』
信君は背が高いからすぐに見つかる。
それに、あの猫っ毛。
「おはよう!祈!」
昨日と違って晴れ晴れした顔。
よかった…
『昨日、大丈夫だった?』
「大丈夫やで、祈こそ大丈夫やった?顔がしんどそうやけど…」
『…え?』
「昨日より辛そう。」
そう言って優しく私の頬を触る信君。
そんな優しくされたら、私…
『っ、』
「泣いたらアカンって」
『だって…』
「なに泣かしてんの?」
え…?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…