この時、私の時計は止まった。
ううん、私が無理矢理、電池をとって
動かなくさせたんだ。

でもね、いくら時間が経っても、
優磨くんを好きな気持ちは消えないの。

それよか、日を増すことに
好きになっていく。

実花と付き合っても、私と話してくれたり
私を心配してくれる。

すごい嬉しい。
もっともっと、はまっていく。

でも、それと同時に
期待持たせるようなことしないでよって
思うの。期待して、裏切られたときの
ショックは果てしない。

優磨くんの優しさは、嬉しいけど、
とても切ない優しさで。

優磨くんを好きだと思う度に実花に
申し訳なくて、実花と顔を合わせるのが
辛くなった。