「大丈夫。仕事以外の人間は殺したりしないから…」
「……そう」
奥からさっきの店員が小走りで来た。
「お待たせしました。こちらの商品になります」
それは綺麗な水色のカラーコンタクトだった。
「お値段は少し高いのですが…」
店員は説明をしようとしたが雷が止めた。
「これ2個ください」
「ご説明は大丈夫ですか…?」
「説明はいりません。早くこれちょうだい?いくらでも払うから」
「あ…それではレジへどうぞ。2個ですね?」
店員は商品を2個持ってレジへ持って行った。
「雷。あの色で良かったの?」
「うん!綺麗だし!黒ウサギはあれで良かった?」
「うん…」
僕達は買い物を済ませるとすぐに家に向かった。