電車の中の高校生達は楽しそうに会話をしている。 何の苦しみも知らない人間が…。 つい殺してしまいたいと思ってしまう。 僕の悪い癖かな。 「黒ウサギ~。まだ着かないの~?」 雷は退屈そうに外の景色を眺める。 「後少しだと思うよ」 そしてしばらくして目的地に到着した。 「さっさと買って帰ろ!やっぱり息苦しいから」 「うん。そうだね」 街は人間で溢れてる。 人間の話声などが耳障りだ。