〜カラオケ〜
 最初に紀利さんが歌い
次に礼二さんが歌い。

私は先輩の前で歌うのは恥ずかしいので
注文がかりや
ただ食べてるだけに集中した。

さすがに突っ込まれたけど
2時間目、突入で歌うというより
語りモードになって助かった。



礼二さん:『そういえばー理恵ちゃん彼氏いないの?』

待ってましたぁ!

言いたくてしょうがなかった。


理恵:『居ますよ♪25歳ですけど↑
今は出張で内地に居ますけどね』

聞かれてない事まで答えてしまった。


紀利さん:『そうだったの?おめでとぅ☆
てゆーか予想ついてた♪』


理恵:『どしてですか?』


紀利さん:『そんだけ変われば男しかないしょ♪
なんか明るくなったね☆』


紀利さんが喜んでくれた。

遅くなったけど、辛い時に救ってくれた事の
お礼を紀利さんにした。

そして、どうしても自慢したくて健一くんとのプリクラを2人に見せた。



紀利さん:『ふぅ〜ん♪なかなかの男前ぢゃん』


礼二さん:『え〜俺わぁ?どら!見せてみ〜…』

礼二さんが固まった。



礼二さん:『彼氏って健一って言う?』


理恵:『はい!知り合いですか?』


礼二さん:『あぁ…友達なんだけど…。』

何か気まずそう。

礼二さんが紀利さんとコソコソ話し出した。
気になる。

すると紀利さんが、こっちを見た。



紀利さん:『あのね…落ち着いて聞いてほしんだけど』

礼二さん:『おい!』

礼二さんが紀利さんが話すのを止めようとした。

でも紀利さんは止めなかった。