先輩C:『まぁ理恵ゎここ座れば、いいんだわぁ』

トイレの前の、ちょっとした椅子に座れという。

何故か2人で話す事に。


先輩C:『理恵ゎあまり、こうゆうの好きぢゃないしょ〜』


理恵:『なんで?』


先輩C:『楽しそうぢゃないし、1言も喋ってないなぁ〜』


理恵:『興味ないし、人数合わせだから』

なんて冷たい返し方だろう。

今日1番の会話量だった。

話していくうちに先輩Cは偽名を使っていた事が解った。
年も嘘だった。



理恵:『えっ?健一?!』

名前は健一だった。


健一くん:『どした?男も同じ名前か?
したら、お年はいくつの彼〜?』

(まさか…)

28歳だと答えた。


健一くん:『えー?俺より3つも上だし〜
ぢゃぁ俺もOK範囲ぢゃぁん♪』

(なんだそれ…てゆか高校生ぢゃない!!)

年をごまかし過ぎだ。
1人は高校生だが
もう1人も20過ぎの社会人だった。



劉樹:『あんれ?いい感じ?理恵ちゃんやるなぁ♪』

トイレに来た劉樹に見付かった。
いい感じな訳ではない。
1人で席に戻ろうとした。


健一くん:『他の女の子には内緒ね!!』
軽く頷いて席に戻った。

5人は既にいい感じで入る隙がない。
余りでも良かったんだか
つまらなくなり外に出た。

そしてタイミングよく電話がかかってきた。

兼だ。

心配になってかけてきたのだろう。
寝たフリをして出なかった。



健一くん:『やっぱり、ここに居たんだぁ!
あんな状態ぢゃつまんないよねぇん♪』

本当は健一くんが人数合わせだったらしく
劉樹は杏との復縁を望んできてた。

タバコを吸いながら少し話して
2人で席に戻る事にした。



 なんとか健一くんのオカゲで皆の中に入れ
ゲームを始めた。

バツゲームは一気。
なかなか楽しい時間が過ぎ
わいわいやっていると。