兼は毎日メールをくれる。
朝の着信はおはようが言いたかったみたいだ。

今週の土曜に4対4で遊ぶ事もメールで伝えた。

すると、すぐに電話がかかってきた。



理恵:『仕事お疲れ〜』


兼一:『男と遊ぶのって本当?』


理恵:『うん。つっても友達の先輩だし。』


兼一:『俺は行ってほしくないな〜合コンだろ?』


理恵:『え?そうとは言ってなかったけど』

中学生で合コンとか。
でも、そうみたいだ。



     〜土曜日〜
 兼はゎあまり、いい気分では無かったみたいだが。

自分の考えとして
ただのメル彼・近くに居る訳ぢゃないし
バレないという考えだった。

親にバレないように家を抜け出し
まず心菜達と合流した。

蓮音は文句を言っていたくせに
かなり気合いの入った格好。

心達と杏ゎ普段からオシャレで
中学生には見えない格好。

一方、自分は中学生には見えないが
Tシャツとジーパンという簡単な格好だった。



 そして居酒屋に着いた。

男等は先に着き、既に酒が入っている。

先輩といっても高校生…
学校にバレたらシャレにならない。



劉樹:『遅せぇよ〜』

先輩の機嫌を取るのが大変だったらしく
困り顔だ。


先輩A:『なぁんも〜女は時間かかるんだょなぁ?』

ニヤけ顔がいやらしい、いかついゴツめの先輩。


蓮音:『ごめんなさぁい。
理恵ちんが遅くてぇ〜』

自分のせいにされた!
1番遅かったのは蓮音なのに。


先輩B:『いいんだょ〜可愛いから許す〜』

蓮音に即効惚れたチャラ黒の先輩。


先輩C:『まっそんな話ゎいいからさ!始めるべさぁ〜』

いかにも盛り上げ役な
優しそうな顔付きの先輩。

劉樹が負けている。




皆、普通にお酒を飲みタバコを吸い
溶け込んできた頃。
席替えをした。

自分ははじに座った。
前はもちろん劉樹、隣には先輩Cが来た。


何も話さずトイレに立った。


トイレから出てくると先輩Cが待っていた。