2人に弾は見事命中。

2人ともうずくまっている。

よく見ると、1人は銃を手放していて、もう1人は握っている。

あの銃に気をつけないと…。


コソコソ隠れるのも飽きたので、カウンターの内側から端の机に飛び移ることにした。

「ふっ!」

私は勢いよくジャンプし、机に見事着地。

「お前は…アビゲイルだな!」

「撃て!」

「捕まえろ!」


うずくまっていない3人は一斉に銃を撃ってくる。

私は飛んでくる弾を銃で跳ね返しながら3人の近くに少しずつ近寄り、1人にとどめをさした。

立っていた2人の男は、私を捕まえようと近付いてきた。

うずくまっている1人が、私に向かって銃を撃った。

危ない。

後少しで当たるとこだったが、なんとかよけられた。