銃声の元は、どうやらカフェのようなところだった。

入り口の隙間からそっと覗くと、5人ぐらいの保安官らしき男と、机の下で震える客がいた。

「いけない…!」

小声で呟き、店の裏に回った。

裏口からも店に入れるみたいなので、気付かれないようそっと店に侵入。

タルや木の箱などが積み重なっていて、私の姿は恐らく見えない。

客からも見えなさそうだ。

そこからカウンターの内側へ移動。

カウンターの出入り口から銃口を覗かせ、保安官2人を素早く撃った。

「誰だ!」

「どこからの弾だ!?」

保安官は焦る。