街はいつもと違い、静まり返っていた。

人1人、犬一匹いない。

どういうことだろう?


――バン!


突如、銃声が響いた。

――バン!バン!

「~!!」

男の怒鳴り声…。
はっきりとは聞こえない。

思わず体が縮こまり、急いでショットガンを背中から抜いて構えた。