いつも変わらない今日。
ただ、ほんのちょっとだけ腹が立ったことがあっただけ。
イラつきも塵も積もれば山となる。
それに発狂しやすいタイプだ
ゆっくりと蓄積されていき体を蝕んでいく。
怒りの頂点。
プチリと感情があふれてしまえば最後だ
意識が吹っ飛んだ
いや、記憶は残っている
だけど自分をコントロールできない
ただ、
殴って
蹴って
暴言吐いて
容赦はしない
気がつくと
"また"人が倒れていた
若い男三人
学生だろうか、結構若い人だ
それぐらいの奴らがのびてる
血の痕
掠れたあとのある服
変色した肌
この人たちは運が悪かっただけなのだ
ただ、
フラフラしていた私に声を掛けただけ