「ありがとう、美恵」

「どういたしまして」
 
私は欠伸が出てふわっと眠気が襲ってきた。

美恵が私の姿を見て、

「結花、眠くなった?」

私は軽くコクリと頷いた。

美恵が立ち上がりベットに指をさしながら、

「そこのベットで寝ていいよ!」

私は顔を横に左右に振って、

「えっ!そんな、美恵は?」

美恵はにっこりとして、

「私はどこでも寝れるから!大丈夫!気にしないで・・・・」

「でも・・・・」

「いいから!もう横になって寝なよ!」

「ありがとう・・・美恵」