シャワーを浴びながら、私の目には涙がポツリと流れ出ていた。

もう自分は一番じゃない。


もう望とは終わった。


もう好きな気持ちから嫌いな気持ちになりたいくらいだった・・思い出さないほど嫌いな気持ちになりたかった。

でも、そんな簡単ではなかった。



頭の中がグチャグチャしておかしくなりそうだった。


しばらくして風呂から上がってみると、意外とすっきりした気持ちになれていた自分がいた。