私はコクリとゆっくり頷いた。
まだ、少し体がふらふらしている自分がいた。

美恵が優しい声で、

「そこらへんで休んでいいよ・・・今、結花の家に電話するね」

「えっ・・・何て?」

美恵が心配そうな顔で、

「いや・・・こんな調子が家に帰りづらいでしょ?だから、今日はここで休んで行きなよ!」

「ごめん・・・美恵」

「気にしないで、適当に話しをしておくからさ・・・」

「ありがとう、美恵」