辺りは少し、街灯がポツポツとついているだけで、ほとんど真っ暗だった。


私は仕事帰りに、二人の仕事の中間地点のファミリーレストラン略してファミレスで会うことになった。


望はもう来ているのかな。


ガラン・・・・・。
ファミレスのドアを開けて、中に入って行くと、望が先に席に座っていた。


久しぶりに会えてうれしくて思わず私は手を振ってみた。

だが、望はその姿に気づかず、窓の外の遠くを見ていた。
私は少しガクリと落ち込んでしょんぼりしていた。