あれから少し、月日が経って高校三年生になり、片思いを諦めようとしていたある日の放課後。


私は美恵に教室で待っててと昼休みに言われたのを思い出して、放課後、自分のクラスの教室に向かっていた。


ガラン・・・・。
私は教室のドアをゆっくりと開けた。





 
そこにいたのは・・・・。




高木望だった・・・・・。