潤はとんでもない姿のわたしを見て



「きいごめんな…
俺がきいをおいていかなければ…」




わたしは震えた身体で立ち上がり
潤の側にいった




「潤はわるくないよ…ごめんね」

「こんな姿になっちゃた…
嫌になってない?」




潤は
乱れた私の服の上から自分の制服の上着を
かけてくれた




「嫌とかありえへんやん

俺がきいを守る。もうこんな目にあわさへん

俺が守るからな!」

そうちから強くいってくれた



そういってわたしを抱き締めてくれた




それでもわたしはまだ震えてた



けど…



安心できた