ひろきはわたしの制服のボタン引きちぎって




わたし身体をさわっている


最後の力で


「潤!…」






潤に届いた




潤は一人で走って帰ったけど
途中でわたしが心配で探しにきてくれた





潤はわたしのこの姿をみて




ひろきになぐりかかった




「きいになにすんねん
なに触れとんねん!」



おもいっきり殴ろうとしたとき


わたしは
「潤!もういいよ
潤が捕まっちゃう…


帰ろう」




潤は殴るのをやめた…




ひろきは走ってにげていった