すると涼(りょう)に話しかけられた。
涼とは幼なじみだし、よく遊ぶから
今日も遊びの誘いだろうと思っていた。

「何?涼!!!急いでるの!」

私はそうちょいキレギミで言うと

「おー。まじか!?ちょっと時間つくれねぇ?」

「遊びならもち拒否だし。」

「遊びじゃねぇょ。無理かぁ?」

なんかいつになく真剣だし。

「えー。でも、、、。」

そう言うといきなり涼の顔が赤くなった。
どうしたんだろ?

「あ!やっぱなんでもない!!!ごめんなぁ。ハハ。」

それで何事もなかったかのように
去っていった。

「涼のやつ。なんだったんだろ?」

「涼いきなり顔赤くなるし、なんかあるんだろうね!」
奈々が小馬鹿にしたようにそう笑いながらいった。

「さぁ!いきますか!!!」