「…へ?」


首を傾げる私。
皆、私に変な目を向ける。

そう、まるで
「なんだこいつ」みたいな?


私…変なこと言ったかなぁ?




「…お前、名は」



まるで脅されているかのような声で尋ねられる。


少しビクッとしてしまった…。



「あ……えと…」


「土方さーん、怖がってるじゃないですかー」

「あ?総司は黙ってやがれ」

「お、きたさん…」



ちょっとだけ沖田さんの声にホッとした。




「沖田さん、ありがとうございます…!」



軽く笑いかけ話始める。

沖田さんには目を逸らされちゃったけどね。