「だろうね・・・だって沙弥15個も食べたんだから・・・私もホント最高記録更新しそうだよ・・」
今日は、晩ご飯抜きだわ…・。
「んまぁ~いいじゃないのよ。どんどん太れ~」
「ったく、ホントに太ったら沙弥のせいだからねぇ」
「お~け~お~け~」
「っもう~沙弥ったら!私より食べたのに、体重なんか気にしないんだから」
「だって~そんなん気にしてたらなんも食べれないじゃんよ~」
沙弥は、ホントに気にしてはいない。
だけど一つおかしいのは、いくら食べても太らない沙弥の体・・
「どうして、そんなに食べるのに太らないの?」
「さぁ?ってか太ってるよ・・」
「はぁい?あなた鏡見たことある?棒よ!棒!」
「いやいや、棒はないでしょ」
「あ~ダメだわ・・自分が惨めに思える・・」
「あははは。んじゃ家こっちだから またねぇ、結梨亜」
「ん~またねぇ沙弥」
沙弥と別れすぐに家に着いた
「ただいま~お母さん、今日沙弥とケーキバイキング行ってきたからご飯いらないからね」
「え~もう。分かったわ」
「ホントごめんね」