怒っている口調だったが、二重がパッチリしている大きな瞳は涙で潤んでいた。
でも俺は、その強がっている姿がかわいく見えてしょうがなかった
「フッ・・・・可愛くなったじゃん。ゆりあ」
ホント、近くで見るとより可愛かった。
小さい顔・・腕や体、足も全部細くて、少し力を入れたぐらいですぐ壊れそうだ・・・・
髪は、オニキスのようにツヤのある漆黒の黒髪
セミロングぐらいのサラサラな髪がベッドの上で舞っている
唇は、桜色・・・・
まつ毛は長くて、マスカラをしてるみたいだ
「しいくん?やめてよ!ビックリするじゃんいきなり、こんなこと・・・・」
しいくん? 子ども扱いか?
俺は、子供の時の呼び名にムッとした
俺のことを子ども扱いしてるんだと思って・・・
「びっくりした?・・・久しぶりだよね?」
「うん。そう・・だね」