「お、覚えててくれたの?」

『当たり前じゃん。忘れるわけない』



…うれし

「…ハンドで精一杯だとおもってて、忘れてるのかとおもってて…」


『バカ…今日クラスきてくれたんだろ?いなくてごめんな。』


バカって、またいう…


『俺、ハンド馬鹿だからさ、最近ハンドのことばっか考えてたのは事実。
…でも…麻維のこともずっとかんがえてたから!』


さくの顔がほんのり赤くなってるのは暗くても分かる。

照れてるんだ…かわいい。