「はい。」


『麻維?今大丈夫?』

愛しい人の声だった
あたしは一気にテンションがあがった。



「うん!どしたの?!」

『家?今。』

「うん。そうだよ」

『いつもの公園いるんだけど…、でてこれる?』

「今から?」

『うん』

会いたいけど…
10時すぎてるし
お母さんに何ていおう…


『…ダメ?』

「いや…行きたい…けど…」


てか親にもさくと付き合ってるのいまだにいってないし…




『じゃあ、麻維ん家まで迎えいくから玄関でまってて。じゃな』


一方的に切られた。
さくはこういうとこ結構強引。笑



幸い、制服姿だし
すぐでれそう。


家族にはどうせばれるし
もういいや。