私達は更衣室で着替えをしていた。

『英二待ってるんでしょ?早く帰ろう?』

返事が帰って来なかった。

『なしたの?』

イズミさんは泣いていた。


「さっきメール来て、別れようって言われたんだぁ」

『もしかして、店手伝ったから??だったら私、英二に謝るから』

「違うの。最近うまくいってなかったじゃん?」


そう言われて私は、拓登と別れたばかりの頃に、そんな事をイズミさんに言われたのを思い出した