『…俺も、茄山が好き。』


「…っ!!」



嬉しくて声が出なかった。

嘘でしょ…?

これは夢…?

頬をつねってみる。




「痛ぃ…。」


本当なんだ…

夢じゃないんだっ…!



私は小城君に抱き寄せられた。





『俺と…付き合って下さい。』


「…っ……はいっ…!」



私は大きく頷いた。