「だから~…何でもナイってバ!」
「所々片言になってるぞー?嘘ついてるのなんか丸分かり。」
もう誤魔化せないかな?
ショウガナイ!
覚悟決めていいます!
引かれたって気にしない!
「も、もっと!…キス…していたかったなって思ったの!///」
「………………」
無言?
やっぱ引かれた…とか?
あたしは恐る恐る目を開けた。
すると、樹は、
目を見開いて口を開けたまま
真っ赤になって固まっていた。
もしかして風邪!?
看病しなきゃ!!
「樹!?大丈夫!?」
あたしは自分のおでこと樹のおでこをくっつけた。