「結衣ちゃん。温泉に連れてってあげなさい♪」
「分かった~」
温泉がある場所はリビングから一番遠い。
いつもならお客さんが来ても大浴場で温泉は親しい人にしか入らせないはずなのに…。
なんか樹に聞かれちゃいけない話があるんだ。
「樹。ここが温泉!ゆっくり入っていいからね?」
「おう!それにしても温泉あるとかすげぇ~!!」
「え?普通でしょ(笑)」
「結衣にしては普通だな…(ボソッ)」
「んじゃ、ごゆっくり~」
「おう!」
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