なんかさ…めっちゃ見られてんだけど…。


ガタッ

座ったのはいいけど…
なんだここ!

桜華の幹部ばっかじゃねーかよッ!

私の左隣は桜華副総長の『神崎 冬真(かんざき とうま)』

そして私の前の席は桜華幹部の『桐島 陸(きりしま りく)』

冬真の前は『桐島 涼(きりしま りょう)』

涼の前は『相川 仁(あいかわ じん)』

仁|空|空|空|
涼|陸|空|空|
冬|私|空|空|

みたいな感じになってます。

私の周り空席多くね?

「姫?どうしました?」

今のは冬真。
ボーッとしてたから心配したんだろう。

「んー。何でこんなに空席多いいのかな…って思って…」

「あぁ。それは隣が全国No.2の幹部達だからですよ…」

ヽ(・_・;)ノ
な…なんですとー!

「全国No.2って…銀龍(ぎんりゅう)?」