でも、きっと来るよね?


私が庶民的人間として、自分の気持ちとして山田君に

『愛してる』の一言を伝えられる日は・・・。

ただ、それはまだまだ先の話。

来世はお互い普通な人間だったら伝えるよ。
あの言葉。

お願い神様。
どうか、私の夢を叶えて?

人間になって、魔法じゃなくとも、太極拳やカンフーの綺麗な技も使いたい。

あ、この障害だけはそのまま持っていたいかな?
こいつがなければあの言葉伝えられなかったから。



隣の席の山田君・終