「あの川原で絵を描くことによって、お姉さんを思い出せるからね。」

・・・・。

「・・・っひ、ごめんなさっ・・・い。もう、話さなくていいよ・・・?ごめん、こんな事聞いちゃって。」

私は山田君の腕をつかんで下を向いて謝った。

「そんな泣く事ないよ?別に、聞いてまずい事じゃないよ?」

「だって・・・。その、川原の近くの湖でおぼれたの・・・。私なんだもの!」

もういい、嫌われたって・・・。

山田君、言葉取り戻したんだよね・・・。