「ねぇ、“宝城院”って呼びにくいから、下の名前で呼んでもいい?」



惺來は、少し戸惑ったが



「べ・・・別に構わないけど・・・」



困惑していることを悟られないよう、少し微笑んで名前で呼ぶことを許可した。



「そのかわり、俺のことも“隼人”って呼んでいいから^^」



「えぇ・・・、わかりました・・・」



どうやら、すごくフレンドリーなお方なようだ