~文化祭準備~

「では、今から喫茶店用のメイド服と執事用の制服を渡します。呼ばれた人から取りに来て下さい。」



「渡された人から試着をして、サイズを確認して下さい」



衣装係になった女子2人が皆に説明する



「惺來のメイド姿か…、あんまり似合わない気がする。」



頬杖をしながら惺來に言う



「うるさいわよ。大体、隼人だって執事でしょ?



無理無理、隼人はジャージ着てやったら?



でないと、せっかくの衣装がボロボロになっちゃうんじゃない!?」



「お前、人をバカにするのもいい加減にしろよ?」



「ふふっ、はいはい。」



少し笑みを浮かべながら、惺來は服を取りに行った。