~放課後~
「惺來、校門まで一緒に帰ろーぜ」
「あ、ごめん…、今日、ちょっと用事あるから」
「あ、そっか。じゃ、明日な!!」
そう言うと隼人は教室から出て行った。
全員が帰り、一人になった惺來は、旧校舎へと向かった。
別に行かなくてもいいけど、誰があんな手紙入れてきたのか、知りたいし・・・
一方、隼人は惺來の様子が変だと確信し、後をつけることにした。
~旧校舎~
隼人:旧校舎?こんな所に何の用事があんだよ…。
そう思いながら、惺來にバレないように尾行する。
「やっと来た。」
惺來が指定場所につくと、そこには4人の女生徒が立っていた。
しかも、全員クラスメイトだった。